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ホントに超高性能!活性炭「ブラックホール」の効果と使い方
超高性能活性炭 ブラックホール

流木をふんだんに使った水景を作ろうとするとどうしても気になるのが水の黄ばみですよね
この黄ばみはいわゆるアクというもので,流木に含まれる腐植酸が水中に溶け出してくるのが原因です

以前,茶色い水とは永遠にオサラバ!?流木のアク抜き方法まとめという記事で流木のあく抜きの方法を紹介しました
今回はそこでも紹介した,ブラックホールという活性炭の使い方などの解説とレビューを行います
超高性能という謳い文句に違わず,活性炭を使うならコレ!と推奨される信頼性のある活性炭です

超高性能活性炭 ブラックホールとは?

概要

 

アクアリウム用品・観賞魚やその飼料を扱う日本企業であるカミハタ養魚グループの1つで,特に観賞魚用飼料の分野で大きな存在感を放っているキョーリンが発売している活性炭です
キョーリンのエサは飼育教材のものもあるので,割と馴染みがある会社ではないでしょうか

活性炭とは面倒な水換えを減らして環境を改善??カメ飼育に濾過を導入する方法 その1:濾過の種類まとめで紹介されている化学濾過(吸着濾過)を行うことの出来る物質で,様々な物質を内部に吸着することによって汚れや匂いなどを取り除くことができます
ただ当然ながら無限に吸着する事ができるわけではなく,時間の経過とともにその効果は失われていきます

アクアリストの間では活性炭は圧倒的にブラックホールの評価が高いというのが私の印象です
使ってみれば分かりますが,やはりその吸着力は他の製品よりも大きく優れていると感じられます

特長

説明書きによると,ウッドチップ炭を高度に活性化し,空隙率を高くした活性炭を採用しているそうです
安全性は食品の生成にも使用されているほどに高く,また水を富栄養化させるリン酸を含まないとのことです

ちょっと難しいので分かりにくいですが,要するにウッドチップ炭というのが高い吸着率の源で,安全性が高く水質を悪化させるようなこともないということですね

吸着及び無害化出来る物質

  • 黄ばみ

流木に含まれる腐植酸や魚の排泄物に含まれる色素が黄ばみの原因です
このブラックホールではそれらを吸着することにより水の黄ばみを取り除くことができます

  • 臭気

活性炭は消臭剤にも利用されるので,もちろん臭気も除去できます

  • フェノール類

フェノール類は魚の排泄物から発生し,微生物がほとんど分解しないために生物濾過が効いていたとしても除去できない物質だそうです
恥ずかしながらそんな物質の存在はブラックホールパッケージを読んでいて初めて知りました

今まで知らなくても何とかなっていたし,活性炭を使わずに水槽を維持している人もたくさんいるのでそこまで大きな害を及ぼすものではないのでしょうが,ブラックホールを使えばコレも吸着できるそうです
きっと水中にフェノール類があるよりはない方がいいのでしょうから,ブラックホールを使う価値はありますね

  • トリハロメタン

水道水に含まれる塩素が有機物と反応することにより生成される毒性物質で,発がん性があるなど話題になったこともありました
発がん性は実際のところ無いまたはほとんど無いと言ったレベルですが,毒性物質であることには変わりません
これもブラックホールによって除去できます

  • 残留塩素

普通は塩素はカルキ抜きで除去しますが,仮に残っていたとしてもブラックホールが吸着してくれるということです
ただし普通にカルキ抜きを使っていれば塩素が残ることなんてほぼ無いと思うので,コレはあまり大した意味はなさそうですね

  • 魚病薬色素

魚も魚病薬に長時間さらされるとストレスになります
それを防ぐということを主張したいようですが,多くの場合は別の容器で薬浴して終われば飼育水槽に戻すという形を取りますし,薬を除去したいのであればブラックホールを使うより水換えをするほうが手っ取り早いでしょう
決して悪い効果ではありませんが役に立つ場面はかなり限られそうですね

  • 重金属

カルキ抜きの中にも重金属を除去するという商品はありますが,ブラックホールにもその効果があるようです
ないよりはあった方が嬉しいと言った程度でしょうか

ちなみによく勘違いされていることですが,ブラックホールのような活性炭は水中のアンモニア・亜硝酸・硝酸塩を吸着することはできません
これは以下のキョーリンのサイトでも明記されています

活性炭はアンモニアを吸着しない!? - キョーリン

なので生物濾過の代わりに活性炭を使うというのではなく,生物濾過と互いに補い合うような形で活性炭を使うのが良いと言えます
活性炭を使えば生物濾過で除去できない水の黄ばみやフェノール類なんかを吸着してくれますからね!

交換時期の目安

ブラックホールの効果はおよそ2ヶ月続くとされています
なので設置してから2ヶ月が経過したら,新しいブラックホールに交換することが推奨されています

使用上の注意点

酸性に傾いた水質を好むディスカスのような魚を飼育する際には,ピートモスというものを使う場合があります
これは腐植酸を多く含み,水質を酸性に傾ける効果があります
ピートモスとブラックホールを併用するとお互いに干渉しあって十分な性能が発揮できません

また,活性炭は水質を弱アルカリ性に傾けるのという性質があるので注意しなければいけません
もともとかなり酸性によっている水に使うとpHが大きく変化して生体に負担をかけてしまう恐れもあります

さらに魚病薬と同時に使用すると有効成分を吸着してしまう可能性があるので,魚病薬とは一緒に利用しないという点にも注意します

ラインナップ

今のところ,ブラックホール ミニ 小型水槽用・ブラックホール・ブラックホール徳用・ブラックホール大型水槽用の4つのラインナップがあります
中身は基本的にはすべて同じで,量が違うのみです
自分の水槽の環境にあったサイズを購入すれば良いですが,大きいサイズのほうが割安になっています


ヒカリ (Hikari) ブラックホールミニ小型水槽用

ヒカリ (Hikari) ウエーブ ブラックホール

キョーリン 超高性能活性炭ブラックホールお徳用5個パック

キョーリン 超高性能活性炭 ブラックホール 大型水槽用(250リットル用×3パック入)
 

使い方

ではいよいよブラックホールの効果的な使い方を紹介していきます

ブラックホールは砕けやすいため,粉が飛び散らないように不織布の袋に入った状態で販売されています
このまま水槽に入れても効果はあるのですが,不織布は通水性が悪いのでブラックホールの効果を十分に発揮することができません
そこで一度ブラックホールを袋から取り出し,別の通水性の良い袋に詰め替えて使おうというのがここで紹介する内容です

超高性能活性炭 ブラックホールをつめ替えます

まずはブラックホールを箱から取り出しハサミを用意します

不織布の袋に入った活性炭 ブラックホール

これは大型水槽用のブラックホールで,他のものよりもかなり分厚い不織布の袋に入っています
見るからに通水性が悪そうです

また,90cm水槽に一袋の割合で使用して下さいとあるのですが,ウチの90cm水槽はオーバーフロー化しているとはいえカメ水槽なので水量は90cm規格水槽に満タンに水を張るほどはありません
90規格が180リットルとすればうちは飼育槽100リットル+濾過槽50リットル弱で150リットル弱というところだと思います
一袋全部使用してもいいんですが,実際のところそこまで使わなくても十分な効果があるので,1回につき3/5袋使うことにします

活性炭 ブラックホールを詰め替える洗濯ネット

目の細かい小さめの洗濯ネットを用意します
ここでは2つ用意していますが,十分な大きさがあるなら1つでもいいです
あんまりでかいと邪魔になりますが

活性炭 ブラックホールの洗濯ネットへの詰替え作業

ブラックホールの袋にハサミで切り込みを入れ,洗濯ネットの中にブラックホールをつめ替えていきます
この時ブラックホールは,洗濯ネットのジッパーよりも下までしか入れないようにしてください
ジッパーの高さまで入れると,左右の隙間から活性炭が漏れてきてしまいます

ブラックホールをつめ替えたらジッパーよりも下で結束バンドできつく締めます
こうすればそうそう活性炭が漏れてくることはありません

活性炭 ブラックホールは水槽・濾過槽・フィルターに入れる前にすすぎ洗いをします

ブラックホール入り洗濯ネットが完成したら,バケツなどに水を張って軽くすすいでおきます
粉状になってしまったブラックホールを水槽に入れると一時的に水が黒くなってしまうので,水槽に入れる前にすすぎ洗いをしておくのです

最終的な状態

最終的にはこんなかんじになります
ここまで出来たら,あとは濾過槽なりフィルターなりに入れてください
一晩くらいで効果が実感できると思います

使用感

圧倒的な吸着力

実際に使うと分かりますが,ブラックホールの吸着力は圧倒的だと感じられます
活性炭を使う一番大きな理由は水の黄ばみをとり,茶色い水から透明な水に変えたいということだと思います
その点に関してはブラックホールは他の活性炭にくらべてかなり高性能にかんじます

他の活性炭も使った事がありますが,ブラックホールを使うとすぐに水が透明になるのに対し,他の安い活性炭では水の黄ばみが少しのこります
また効果が継続する期間もブラックホールの方が長いという印象です

目に見えてわかりやすい黄ばみの吸着についての話をしましたが,他の物質の吸着についても同じ原理のはずなので,黄ばみだけでなく臭いや水の汚れを除去する能力もブラックホールは他の活性炭に比べてかなり高いと思われます

お値段はやや高め

これはどんなものにも言えることですが,高性能なものは値段が高いです
アクアリウム用活性炭は60cm水槽用で200円程度からありますが,ブラックホールは大体400円中盤くらいの値段がします
大体2倍強の差がありますね

そこまで高くはないですが,けっこう継続的に使用することも多いのでずっと使ってると以外にコストが掛かるかもしれません
ですが,安くてあまり効果のないものを使うよりはブラックホールを使って気持よく水槽を眺めている方が私はいいと思います

まとめ

今回は超高性能活性炭 ブラックホールを徹底的に調べてみました
一つのものを追求すると,今までに知らなかったことが分かったりしてやっぱり面白いですね
勉強になります!

ちなみにうちの90cm水槽は流木が多いので,常にブラックホールにはお世話になっています
このくらいの値段で常に透明な水のきれいな水槽が眺められるのであれば私にとっては安いものですね
水の黄ばみに困っているあなたも一度使ってみればどうでしょう?
もうブラックホールなしの生活には戻れなくなるかも…!?

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