<< September 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>

ブログ「AquaTurtlium」は移転しました。

AquaTurtliumの新しいURL >>

本ページは5秒後に新しいページに自動的に移動します。
自動的に移動しない場合は上のリンクをクリックしてください。
ブックマーク・RSSなどを登録されている場合は変更していただきますようお願いします。

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

<< 古い記事 | TOP | 新しい記事 >>
自作オーバーフロー濾過システム!60cm水槽改造濾過槽の自作
自作オーバーフロー濾過システム!60cm水槽改造して濾過槽を自作する

ウチの90cm水槽はダブルサイフォン式のオーバーフロー濾過システムを採用しています
(オーバーフロー式濾過について → アクアとカメ飼育の濾過を極める!フィルターの種類・選び方まとめ
以前まで,濾過槽は衣装ケースを改造して安上がりに作ったものを使っていましたが,耐久性に不安が残りますし見た目もあまりよくないため,4月の引越しの際に思い切って新しくいいものを作り直すことにしました
その様子をいくつかの記事にまとめていく予定です

今回は“濾過槽”の作成についての記事になります

旧濾過槽と問題点

以前まで使っていた濾過槽はこんな感じです

衣装ケースを利用した90cmオーバーフロー水槽用の濾過槽

ちょっとこの画像だけでは分かりにくいですが,衣装ケースの中に衣装ケースを入れ,内側の衣装ケースの底をすのこ状にカットして水が循環するようにしています

衣装ケースを利用した濾過槽の模式図

こんな感じですね(ウールボックスは省略してます)
飼育水槽から落ちてきた水は,濾材が入っている内側の衣装ケースを通り,右側の水中ポンプから飼育水槽へと戻ります
この濾過槽の一番の問題点は濾過槽の耐久性
衣装ケースがいつひび割れて水漏れするか分かりません
実際は室内の使用なら2,3年は大丈夫だと思うんですが,安全策をとるほうが良いに決まっています
それに内側の衣装ケース(濾材コンテナ)の外では水面が揺れないので油膜がかなり発生します
また,濾材コンテナ外でポンプがない側(画像だと左側)では,水の循環が悪く,藍藻?が発生していたこともあります

以上の問題点を改善するため,ガラス水槽を利用した3槽式濾過槽を作ることにしました

60cm規格水槽改造3槽式濾過槽

3槽式濾過槽というのはこんな感じの濾過槽です

60cm規格水槽を改造して自作する3槽式濾過槽の模式図

水槽を仕切り板で3つに分け,そこを水が循環する感じですね
水が移動する距離が長いので濾材に触れる時間も長く,濾過能力が向上します
さらに,水面もある程度動くので油膜もあまり発生しません
市販の水槽をベースに改造していくので,耐久性に関しても心配はありません

実は今年のcharmの年始セールで買った60cmオールガラス水槽(過去記事:謹賀新年&NEW YEAR SALE戦果報告),この濾過槽自作のために買ったものだったんです!

まあ引越しを機に90cmは実家に残して60cmを新居で立ち上げるという案もあったんですが,やっぱり水槽を置いていく気にはなれなかったので濾過槽としてつかうことが決定しました
お値段何と1000円です!
やっぱり正月セールは偉大ですね

濾過槽の寸法の決定

さて,3槽式濾過槽を作るにあたって,まずしなければならないことは仕切り板の寸法・設置位置決めです
この仕切り板の寸法・設置位置は非常に大切です
たとえば仕切り板Bの設置場所によりポンプ室の広さが決まります
ポンプ室の容量が小さすぎると,冬場などの水の蒸発が激しい時期にポンプ室の水位がかなりのスピードで下がり,揚水ポンプがエア噛みしてしまう恐れがあります
逆にポンプ室を大きくしすぎて濾材室を小さくしてしまうと,濾材容量が減りオーバーフローの旨みである高い濾過能力が損なわれてしまいます
また,仕切り板Bが高すぎた場合には,ポンプを停止した際に配管や水槽から逆流した水で濾過槽があふれることもあります
さらにウチの水槽はダブルサイフォン式オーバーフローですから,通常のオーバーフローよりも水位に関しては敏感な部分があります
(ダブルサイフォン式オーバーフローについてはググればいろいろな情報が見つかります.機会があれば当サイトでも紹介するかもしれません.)

こんな感じでいろいろな要素が絡み合う仕切り板の位置と寸法は,主に経験によって決められます
頑張れば計算してベストな位置を決めることもできるかもしれませんが,それはそれでかなり難しい問題だと思われます
こういうときは偉大な先輩方のデータを頼りにさせていただきましょう
ということで今回私は 海水魚飼育を始めよう 様の 60cm規格水槽を使い濾過槽の作成 というページを参考にさせていただきました
このページでは60cm水槽を改造して3槽式濾過槽を作成する場合の具体的な寸法が紹介されています
それを参考に今回私は各寸法を次のように決定しました

設計図 寸法も表示

水槽は60cm規格水槽ですので60cm×30cm×36cm,ガラス板厚は5mm,仕切りの塩ビ板も厚さ5mmです
もしもこの寸法を参考に濾過槽を作られて何か問題があった場合,私はその責を負うことはできかねますのでご了承ください
紹介したサイト様よりもややポンプ室を広く取ることで,水位変化に敏感なダブルサイフォン式オーバーフローへの対応としました

濾過槽作成(仕切り板)

では,実際に濾過槽を作っていきます
まずは仕切り板の接着です

アクリルショップ・はざい屋 さんで購入した塩ビ板(過去記事:アクリルショップ・はざい屋さんにて塩ビ板を購入!)を,先ほど決めたとおりの場所にセットします
国語辞典は高さ調整用ですww

マスキングテープでマスキング

塩ビ板をセットしたら,マスキングテープを使ってマスキングをします
マスキングをしないと接着剤が広がってとても汚くなってしまいます

仕切り板は塩ビ板ではなくアクリル板を使ってもよいですが,どうせあんまり見えないところなので安い塩ビ板を使います
カットははざい屋さんにお任せするのが良いと思います
厚い板になってくると,工具もない素人には平らな切断面を作ることはなかなか難しいと思います
カット料金もそんなに高くないですし,精度もかなり高いのでお勧めです

接着には水槽用のバスコークを使います

セメダイン バスコークN透明 P100ml HJ-154[HTRC 3]
セメダイン バスコークN透明 P100ml HJ-154[HTRC 3]

防カビ剤が入っていないところがポイントですね
マスキングテープがセットになっているところも◎です
接着にはシリコンシーラントなどが使えると思いますが,プライマーが必要だったり,水槽にはあんまり適さないやつもあったりでどれを使うか決めるのが難しか ったため,結局よくつかわれているバスコークに落ち着きました

バスコークでコーキング

接着する箇所の角にバスコークを十分に塗り,コーキングへらを使って均します

コーキングへら

コーキングへらは100円均一のもので十分ですね
私はダイソーで購入しました

バスコークが乾いてしまう前にマスキングテープをはがし,その後丸一日程度バスコークの乾燥を待って仕切り板の接着は完了です!

バスコークでの接着が終わり乾燥中

ここで紹介した手順は,YouTubeの 水槽の作り方 という動画シリーズを参考にしています
特にマスキング編とコーキング編が役に立つと思いますので,ぜひ一度ご覧ください

濾過槽作成(すのこ)

さて,ここまでで既に濾過槽はほぼ完成していますが,もう一つ必要な作業がすのこ作りです
すのこ?と思う方も多いでしょうが,濾過槽にはコレが必要です!
上の3槽式濾過槽の説明図を見てもらうと,いちばん左の区画と真ん中の区画に濾材が入っていますよね
でも実際に図のとおりに水が流れると,左区画の濾材は流されて中央区画に集まってしまいます
そうすると水も流れにくくなって淀みもできやすいのですのこを敷くわけです

すのこを敷いた状態がこちら!

60cm規格水槽改造3槽式濾過槽の模式図(すのこ)

すのこがあることによって濾材が流されるのが防げることが分かると思います
このすのこ,それっぽいものを買ってきてもいいんですが,せっかくですしそこら辺にあるもので(安上がりに)作っちゃいましょう

材料はこちら

濾過槽に設置するすのこを自作するために使う鉢底ネット

鉢底ネットと

濾過槽に設置するすのこを自作するために使う猫よけマット

100均とかで売ってる猫よけマット,これだけです

これをちょうどいい大きさにカットして,猫よけマットの上に鉢底ネットを載せます

猫よけマットと鉢底ネットを使って濾過槽に設置するすのこを自作

完成です!笑
鉢底ネットが動かないように結束バンドか何かで猫よけマットと固定しておく方がいいと思います
これを上の図のような場所に置くだけ!
これで濾過槽は完成です

まとめ

今回は60cm水槽を改造して3槽式濾過槽を製作する方法を紹介しました
お役にたったでしょうか?
この方法なら費用はほぼ水槽・仕切り板・バスコーク代のみです
何万円もする高い濾過槽を買わなくて済むのは大きいですね!

しかしこの濾過槽だけだと,飼育水槽から出たゴミが濾過槽に全部たまってしまいます
なので次は,大きなゴミを濾し取ってくれるウールボックスの作り方を紹介します
ウールボックスは普通のモノよりちょっと凝った作りになってますので,次記事:自作オーバーフロー濾過システム!引き出し式ウールボックスの自作 是非ご覧下さい!

スポンサーサイト

BLOG RANKING バナーをクリックしてランキングへの投票をお願いします!


Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...
COMMENT









Trackback URL
http://aquaturtlium.jugem.jp/trackback/59
TRACKBACK