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茶色い水とは永遠にオサラバ!?流木のアク抜き方法まとめ
茶色い水と永遠にオサラバするための流木のアク抜き方法

みなさんは水槽レイアウトする際にどんな素材を使いますか?
石,流木,砂利,礫,化粧砂,水草など,色々なものを使いますよね
その中でも私は特に流木が好きですね
数本組み合わせて置くだけで雰囲気が出ますし,大きなものはカメのバスキングに必要な陸場にもなります
また石とかに比べると大きさの割に安価な気もします(笑)

今日はそんな流木を使う際に必須となる“アク抜き”の方法を紹介します

流木のアクってなに?

アクアリウムでは流木を水槽に入れる際にはアク抜きが必要といわれていますが,そもそも流木の“アク”ってなんでしょうか?

実は,採取してきたり買ってきた流木を水槽に入れると,飼育水が茶色く色づいてしまうことが多々あります
多くの方は,水槽を設置するからには綺麗にレイアウトして透き通るような透明な水の中を鮮やかな魚たちが泳いでいるという光景を求めています
そんな中で水が茶色く色づいてしまうというのはマイナス要素でしかないんですね
流木に含まれていて,観賞面でそのようなマイナス効果を発揮するモノを“アク”と呼んで取り除こうとしているわけですね

実はウチのカメ水槽もレイアウトに流木を多く使っているので,水が茶色くなってしまいがちです

流木のあくによって水が茶色くなったカメ水槽

ではもう少し踏み込んで,アクは実際にはどんな物質でどんな効果をもたらすのかを説明していきます

流木のアクと呼ばれている成分は主にタンニン・フミン酸・フルボ酸などの“腐植酸”と呼ばれる物質です
この腐植酸は,水質を酸性の軟水に傾ける効果があります
例えばアマゾン川ではこの腐植酸の働きによって水質は弱酸性の軟水となり,色も茶色っぽくなっています
これがいわゆる“ブラックウォーター”というヤツです
つまり水槽の中で起こることと同じ現象が,実際の自然でも起こっているわけですね!

ん?…アマゾン川と同じ水ってことはもしかして魚には害がないの?
と思ったアナタ!まさにその通りなんです!
アクなどと呼ばれてあたかも有害物質のように扱われていますが,一般的には観賞の邪魔になるだけで生体に害はないとされています
ディスカスなどの魚を飼育する場合は,状態を良くするため好んでブラックウォーターを使う場合もあるそうです

でもやっぱりこのページを見ている方の大半は,害はないのは分かったけどやっぱり茶色い水はヤダ!という感じでしょう
そんな方のための,流木を入れても水が茶色くなってしまわないようにするための前処理, それがアク抜きなわけです

流木の入手法

具体的にアク抜きの方法を説明する前に,そもそも流木をどうやって入手するかについて説明します
なぜかというと,流木の入手法によってどれくらいアク抜きが必要かが変わってくるからです

アクアリウム関連のショップで購入

もっとも一般的かつ無難と思われる方法です
アクアリウムで用いる流木で主に必要とされることは

  • 水に沈む
  • 水中で腐りにくい
  • アクが出にくい

あたりでしょう
アクアショップで売っている流木は,少なくともニッソーやGEX,ADAなどのアクアメーカー製のものであれば1. と2. は満たすと思います
そしてそういった流木は,事前にアク抜き処理が施してあって,3. も満たすことが多いです
ただし,アク抜き済みとは言っても基本的に完全なものではないので,万全を期すためには自分で再度アク抜きをした方がいいでしょう

アクアリウム用でない流木を購入する

アクアリウム関連の商品は一般的に値段が高いです
アクア用という名前がつくだけで,同じものが2倍,3倍くらいの値札をつけられることも珍しくありません
そんな経験から,アクアリウム用でなくより安価な爬虫類用やインテリア用の流木を買えばいいという考えが生まれるでしょう

ただ,やはりアクアリウム用でない流木は,水に沈まなかったり,アクが多く出たりしがちです
そのような流木を使用する際は,おもりをつけて水に沈め,より丁寧にアク抜きをするなどしなければなりませんし,それだけ丁寧な処理をしてもやっぱりアクアリウムには使いづらいということもあるかもしれません
コスト,手間,リスクの兼ね合いの問題となるでしょう

自分で採取する

流木なんかに金を出すのは馬鹿らしい!と考える方は,採取するのもよいかもしれません
また,ダムなんかでは流木を無料配布しているところもあります
ただし気をつけなければならないことがいくつかあり,

  • 日本で採取できる流木は軽いものが多く水に沈みにくい
  • 完全に流木(=特に腐りにくい部分が残った木)になっていないものは,水槽中で腐る
  • そういった木はアクが出やすい
  • 海辺で採取した流木には塩分が含まれるので除去しなければならない

などが挙げられます
ちなみに,流木に含まれる塩分は次で紹介するアク抜きと同じ方法で取り除くことができるので,アク抜きをするのであればそんなに気にする必要はないと思います
ですが,やはり日本でアクアリウムに適する流木を採取することは意外にも難しいことのようです

流木のアク抜き法

ではいよいよ流木のアク抜き法について説明していきます

こすり洗い

まずはどんな流木に対してもこすり洗いが有効です
水槽に何か入れる場合は,表面についた汚れなどを除去しておくのは基本ですよね!
腐ったり剥がれおちたりしやすい流木の表皮も,ある程度とってしまっていいと思います

水につける

流木が完全につかる程度に水を張った容器に流木を長期間沈めておくだけです
アクが出て水が茶色くなってきたら時々水を入れ替えます
簡単ですがその分非常に時間がかかります
この方法ならば最低でも1ヶ月はアク抜きが必要らしいです
大きなものになると何ヶ月もかかるらしい…
気長に待てる人や特に急いでいない人向けですね

鍋などで煮沸する

水ではなくお湯を使ってアク抜きをする方法です
鍋に流木がつかる程度に水を張り,沸騰させて煮込みます
水が茶色くなったら水を換え,再び煮込みます
これを水が茶色くならなくなるまで繰り返します

この方法のメリットは,水につけておくよりも早くアクが抜けることです
逆にデメリットは,鍋に入るサイズの流木にしか使えない,煮込む時間がけっこう長い,鍋が汚れる,光熱費がけっこうかかる(気がする)などでしょうか
スタンダードな方法ですが結構面倒です

また,ADAのオールドブラックウッドなどは,流木内に含まれる樹脂(タール)が加熱することにより溶けだしてしまうらしいです
このタールは生体にとって有害なので,そういった類の流木をアク抜きする際は煮沸以外の方法を用いてください

断熱容器にお湯を入れてつける

上の方法と同じくお湯をつかってアク抜きをする方法ですが,断熱容器を使うことで高温を長時間保ち煮込まずに済ませようというものです
断熱容器としては発泡スチロール箱やお風呂の湯船(+フタ)等を用います

この方法は鍋に入らないような大きめの流木にも使えますし,光熱費も節約できておススメです

断熱容器にお湯を入れてつけることで流木のあく抜きをする

こんな感じで発泡スチロール箱にお湯と流木を入れて蓋して一日半ほど置いておくと

断熱容器にお湯を入れてつけることで流木のあく抜きができて水が茶色くなった

こんな感じにだいぶアクが出ます

湯船をつかう場合は家族からクレームがきそうなことがデメリットでしょうか

アク抜き剤や重曹を使う

水やお湯に流木をつける際に,市販されている流木のアク抜き剤を使うと,より早くアクを抜くことができるようです
流木のアク抜き剤の成分はほぼ重曹ということなので,わざわざアク抜き剤を買わなくても重曹で代用できます

1リットルあたり重曹5g程度が目安らしいですが,大きめの流木をアク抜きするときにその割合で重曹を入れると,結構な量が必要になりそうですね
重曹は水質をアルカリに傾けるので,アク抜き後はしっかり流木を洗うようにしましょう

ブラックホールなどの活性炭を使う

この方法はざっくり言えば,飼育水槽でアク抜きをするということです
溶け出てくる腐植酸を活性炭などの吸着物質をつかって取り除きます
アクア用の活性炭は色々な商品がありますが,中でもキョーリンのブラックホールが高性能といわれています

アク抜きをせずにすぐに流木を水槽に入れられますし,めんどくさい作業もありません
デメリットは活性炭が他の方法で使うものに比べて少し値が張り,効果も2~3ヶ月で切れるので交換が必要になるため高コストであることと,活性炭により水質がややアルカリに傾く場合があるということです

効果や使い方などの詳細をホントに超高性能!活性炭「ブラックホール」の効果と使い方にまとめてあるのでブラックホールを使おうという方はそっちも見てください

まとめ

今回は流木のアク抜き方法をまとめてみましたが,いかがでしたか?
たかが流木のアク抜きですが色々な方法がありますね
私のお勧めは,発泡スチロールにお湯を入れて付ける方法と,水槽にぶち込んでブラックホールでごまかす方法ですね^^
作業が楽なのが一番です!

アク抜きした流木にモスを活着させたい!という方は,過去記事:しっかり活着してほしい!流木などへのモスの巻きつけ方まとめもご覧ください^^

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